健康広場
ホーム >> 第2回煙草(タバコ)
ヘルシー健康ライフ
第1回
捻挫について
第2回
煙草(タバコ)
第3回
転倒予防について
第4回
膝の痛みを予防しよう
第5回
腰痛について考えよう
第6回
お薬の正しい飲み方
第7回
高齢者の転倒
ゆる体操
第1回
目の疲れ
第2回
腰痛を取る体操
 
痔の種類について
内痔核硬化療法剤
について
本剤の治療について
治療後の経過と注意点
痔を再発させない為に
【第2回煙草(タバコ)
私はタバコを吸わないから大丈夫と思っているあなた。
他人のタバコの煙を吸わされていませんか?自分がタバコを吸わないから大丈夫、といかないのが、タバコの害のやっかいなところです。タバコを吸っている人が吐く煙を「呼出煙」、火の付いたタバコか ら立ち上る煙を「副流煙」と呼び、この煙を吸わされてしまうのです。
タバコの煙は「紫煙」といって小説などに欠かせない小道具ですが、実際はそんなロマンチックな物で なく有害成分の固まりです。タバコを吸っている人が直接吸い込む煙が「主流煙」ですが、二百種類以上の有害物質、種類以上の発ガン物質が含まれています。やっかいなのは「呼出煙」や「副流煙」はもっと毒性が強いのです。タバコを吸っている人の近くにいると、目がチカチカしたり、鼻が痛くなったりしませんか?それは火の付いたタバコから立ち昇る煙が強いアルカリ性で刺激が強烈な為なのです。しかもニコチン、一酸化炭素、タールなどの有害物質は「主流煙」より2.4倍も多く含まれているのです。これでは自分が吸わなくても、タバコを吸う人が周りにいるだけで大迷惑という訳です。肺癌、虚血性心疾患、呼吸機能障害などの健康被害が引き起こされているのです。夫が1日本以上吸う場合、タバコを吸わない妻が肺癌になる確率は2倍になる事が分かっています。1日本以上タバコを吸う人がいると、同じ部屋にいた場合、心筋梗塞、狭心症の発生率は9倍以上になります。小児喘息の最大の原因は両親や家族のタバコが原因といわれています。 休日、家族揃ってのお出かけなのでしょう。おじいちゃんが孫を膝の上で抱っこして、おいしそうにタバコを吸っているのをお店で見かける事がよくあります。家族みんなニコニコして家族だんらんと見えますが、実は恐ろしい事にお孫さんを肺炎や気管支炎に成り易くしているのです。そればかりではありません。子供が本当にかわいいならそんな事が出来るはずがないでしょう。
あなた自身の身の回りのタバコの煙、ちょっと注意してみませんか。
たばこを吸わない人のたばこの害

妊娠中の喫煙が早産や流産、死産などの原因となる事は広く知られていますが、喫煙する母親の赤ちゃんは、タバコを吸わない母親から産まれた赤ちゃんに比べて、産まれた時の身長・体重が共に劣っています。こうした赤ちゃんは、産まれてからも発育が遅れたり、気管支喘息や気管支炎などの病気に掛かり易くなる他、乳幼児突然死症候群の危険度が約5倍近くにもなるという研究報告もあります。もちろん、妊婦が吸わなくても、受動喫煙があるだけで胎児に影響があります。
妊婦の前で夫が喫煙すれば、非喫煙者に比べて約5倍もニコチンを摂取している事になり、胎児にとっては母親のお腹の中は密室です。 産まれた子供にとって、また両親にとっても一生取り返しのつかない悲劇を生まないよう、女性の喫煙や妊婦の前での喫煙は絶対に避けたいものですね。
寿山会ホームケアクリニック 田中 義一(施設管理医長)
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